大会テーマ募集中!
と き 2002/10/23〜10/25
ところ シルクホールほか(京都市)
プログラム
計画中:昨年のプログラムに準じて作成する予定です。
以下は、2002年度北海道大会のプログラムです。
1日目(10日) 受付開始:12:00〜 全体会:13:00〜
基調報告:現地実行委員長(北大大学院教授) 青木 紀
記念講演:アイヌの文化〜旧法時代と新法時代 萱野 茂
基調講演:生存権 中村 睦男(北大総長)
2日目(11日) 分科会その他:9:30〜
初級学校:生活保護ケースワーカーを対象とした初級学校です。
楽しく仕事のできる方法を一緒に考えましょう。
校長:浦田 克己(元大阪市ケースワーカー)
講師:竹下 義樹(弁護士)・沼田 崇子(岩手県職員)・
八反田 進(北海道職員)
査察指導員リフレッシュ講座:査察指導員は何をなすべきか
悩み多い仕事にどう取り組むか語り合いましょう
講師:昆 秀博(岩手県職員)・日比野正興(船橋市・公扶研事務局長)
政策研究講座:貧困問題と生存権保障を原点に公的扶助を考える
社会福祉構造改革後の現状にどうのように向かい合っていくの か?一緒に考えましょう。
「現代の貧困の様相と社会保障の特徴」唐鎌 直義(専修大学)
「ドイツの公的扶助事情−稼働能力がある人々への対応」
庄谷 怜子(神戸女子大学)
「生存権を保障するソーシャルワーク・ケアマネージメント」
太田 貞司(北海道淺井大学)
分科会:9つの分科会で討議します。
第一分科会:利用者への支援ー原点に戻って考える
自立の意味合いを具体的な事例をもとに探っていきます。利用者 に対しどのように向き合い、支援していけばよいのか率直に論議しま しょう。
第二分科会:利用者本位の生活保護制度を考える
生活保護制度の使い勝手の悪さが指摘されています。現代福祉 のキーワード利用者本位という観点から制度運用や改革の課題を 考えていきましょう。
第三分科会:急増する生活保護世帯と福祉課題に応える実施体制
生活保護世帯が急増しています。各自治体は必要な人員確保に 苦慮してます。一方福祉と保健の統合が進んでいます。これからの 実施体制はどうあるべきでしょうか。
第四分科会:野宿からの脱出に私たちは何をやってきたのか? 〜ホームレスを取り巻く問題とその解決の展望を実践から考える〜
スーツを着たホームレスが増加しています。各地で自立支援セン ターが開設されていますが、かなりの人がホームレスへ戻っている という実体があります。様々な実践報告から野宿からの脱出を展 望していきます。
第五分科会:高齢者の生活保障と介護保険・高齢者福祉の課題
介護保険が始まって二年半。福祉事務所は高齢者の生活問題 に十分相談援助しているでしょうか?高齢者の抱える問題につい て私たちに何ができるのかを話し合っていきましょう。
第六分科会:支援費制度のもとでの障害者の福祉と市町村の役割を考え る
いよいよ10月から支援費支給申請が始まります。実施体制が整 備されていない自治体もあります。タテマエでなく「個人の選択と自己 決定」を保障するには何をしなければならないか考えていきましょう。
第七分科会:心を病む人々と考えよう。当たり前の福祉の姿を
今年4月から精神障害者福祉の窓口は市町村となりました。住 み慣れた地域で暮らしていくための福祉政策へと転換されつつあり ます。市町村業務や福祉サービスについて精神障害者と一緒に考 えましょう。
第八分科会:アデクション問題 〜他人を変えようともがくより自分を変える勇気を!
アデクションを抱えた人は外見では分かりません。個人や機関の 限界に気づき社会資源等と連携をする中でヒントがえられるかも。あ なた自身をいやす出会いがあります。
第九分科会:DV問題・子ども虐待と生活保護
より広い枠組みでDV・子ども虐待を捉え、各専門機関の問題把握 の違いを越えた援助のための連携のために、課題を明らかにし今 後の方向性を模索していきたいと思います。
第3日(12日) 特別講座(9:00〜 終了予定12:00)
第一講座:生活保護改革を考える
「セイフティネットの社会福祉学〜生活保護制度改革の課題」
大友 信勝(東洋大学)
「生活保護法改正試案」 林 直久(全国生活保護裁判連絡会)
第二講座:ホームレス支援法案の課題
「ホームレス自立支援特別措置法と保護」 笹沼 弘志(静岡大学)
「訴訟から見えるホームレスに対する生活保護行政の現状と課題」
小久保 哲郎(佐藤訴訟弁護団事務局)
第三講座:成年後見と権利擁護
「成年後見制度と権利擁護」 池田 恵利子(池田恵利子後見支援ネット)
「権利擁護制度について」 白戸 一秀(北海道社会福祉協議会)
第四講座:介護保険事業計画と公的責任
「介護保険の見直しと介護保険事業計画」 石川 満(日本福祉大学)
第五講座:“ひきこもり”のとらえ方、とりくみ方について
「ひきこもりをどう考えるか」 二宮 直樹(愛知県)
「ひきこもりケースにどうかかわるか(事例紹介)」 水谷 幸生(愛知高齢者福祉研究会)
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